
■ 今日のテーマ:「思考と行動のパターンはどうやって形成されるのか?」
本日は、「なぜ人は同じ失敗を繰り返すのか?」というテーマのもと、無意識の行動パターンの仕組みについてお話ししました。
● 脳の三層構造とその役割
- 大脳新皮質:「思考」を司る。未来や過去の時間感覚、論理的思考が可能。
- 大脳辺縁系:「感情」を司る。中学生くらいから発達する。
- 脳幹+扁桃体:「感覚」を司る。生命維持に直結する本能的反応。
● 行動の源は「感覚」にある
例えば、「なんとなく嫌な人」「なんとなくいい感じの人」という判断は、感覚のレベルで決まっています。
この「感覚」が思考や行動のパターンの根源になります。
● 意識の4階層
- 顕在意識:論理的に思考している「表の意識」。
- 潜在意識:自分では気づかない深層意識。感情・記憶・反応のベース。
- 変性意識:スポーツなどでゾーンに入るような状態。
- 集合意識:人類共通の深層意識(今回は簡単に触れました)。
● 赤ちゃんの脳の成長と学習の順番
赤ちゃんは最初、「感覚」だけで生きており、潜在意識だけで世界を捉えています。
そこから徐々に「感情」→「思考」へと発達していきます。
重要なのは、 生まれた直後から親の言葉や感情を吸収しながら、自己や世界の見方を形作っていくということ。
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