世界が新たに警戒し始めた「極左テロ」
今日は「極左テロ」についてお話しします。
2026年7月16日、アメリカの国務省で「政治テロリズムの再台頭に関する閣僚会議(Ministerial on the Resurgence of Political Terrorism)」が開かれました。マルコ・ルビオ国務長官が主催し、日本を含む66か国の代表がワシントンに集まっています。
これまで国際社会が「テロ対策」と言う時には、イスラム過激派によるテロが中心でした。ところがトランプ政権は、イスラム過激派への対策では大きな成果を上げてきたとして、今度は新しい脅威として「極左による政治的暴力」に国際的に対応していこうとしています。
「崇高な目的」があると暴力が見えなくなる
今回、私が一番気になったのはここです。
例えば、脱炭素、LGBTQ、人種差別反対といったものは、それ自体がテロだという話ではありません。本来はそれぞれ社会的な目的や理念を持った運動です。
ところが、「差別をなくすため」「地球を守るため」「弱者を守るため」といった一見すると崇高な目的が掲げられると、その目的のために行われた暴力まで、「まあ目的は正しいんだから」と見過ごされてしまうことがあります。
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