チャンスが見えない時は「現状の枠」に閉じ込められている
今回のBOOST UP MEETINGでは、「チャンス認識力」をさらに深掘りしながら、「なぜ人はチャンスが見えなくなるのか」というテーマについてお話しました。
人は、自分の現状の枠の中に入り込んでしまうと、新しい可能性が見えなくなります。「今の自分には無理だ」「お金がない」「時間がない」「失敗したらどうしよう」――そうやって現状維持の思考に入ってしまうと、脳は新しいチャンスを認識できなくなってしまうのです。
ですが、大きなピンチに直面した時、人は急に行動できるようになります。たとえば、突然環境が変わった時。仕事を変えなければいけなくなった時。家族を守らなければいけなくなった時。そういう状況になると、人は「やるしかない」という状態になります。
すると、今まで見えなかった方法や可能性が見え始めるのです。
「最悪の状況」を想像すると人は動ける
今回のセミナーでは、「最悪な状況を想像してみる」というお話をしました。
人は、「今のままでもなんとか生きていける」と思っている時は、なかなか動けません。ですが、「このままだと本当にまずい」という感覚が生まれると、一気に行動力が上がります。
たとえば、「これをやらなかったら生活できなくなる」「家族を守れなくなる」と本気で感じた時、人は知恵を使い始めます。どうやったら収入を増やせるのか。どうやったら今の状況を変えられるのか。どこにチャンスがあるのか。真剣に考え始めるようになるのです。
つまり、行動できない原因は「能力不足」ではなく、「まだ本気になれていない」というケースも多いのです。
「お金がない」が行動を止めている
多くの人が行動できない理由として、「お金がない」「時間がない」という言葉を使います。
ですが実際には、「お金がないからできない」のではなく、「できない理由としてお金を使っている」ケースが非常に多いのです。もちろん不安になる気持ちは自然なことです。ですが、支出ばかりを見続けていると、どんどん思考が狭くなります。
「これをやったらお金が減る」「失敗したらどうしよう」と考え続けていると、脳は防御モードに入り、新しい挑戦ができなくなってしまいます。
逆に、「どうやったら収入を増やせるか」「どうやったら自分の価値をお金に変えられるか」という方向へ意識を向けると、脳はチャンスを探し始めます。視点を「支出」から「収入アップ」へ切り替えることが大切なのです。
足りないものを見る人と、今あるものを使う人
今回のセミナーでは、士業の方の例もお話しました。同じように難しい資格を取り、同じように努力してきた人でも、その後の人生は大きく分かれます。
一方は、すぐに行動して仕事へつなげていく人。もう一方は、「自分にはまだ足りない」と言い続け、次々と資格を取り続ける人です。
ですが、資格を増やしたからといって、仕事が増えるわけではありません。重要なのは、「今持っている技術を、どこで必要としている人がいるのか」を考えることです。
自分に足りないものばかり見ていると、いつまでも動けません。ですが、「今あるものをどう活かすか」という視点に変わると、チャンスが見え始めます。
小さなアウトプットが未来を変える
学び続けることはもちろん大切です。ですが、学ぶだけでは現実は変わりません。
今回のセミナーでも、「アウトプットすること」の重要性についてお話しました。新しく学んだことを、自分なりにまとめてみる。発信してみる。誰かに話してみる。それを繰り返していくことで、自分だけの知識や経験になっていきます。
そして、その積み重ねが、やがて自分の商品やサービス、講座へと変わっていくのです。
実際に、トレーニングを続けている方ほど、少しずつ視点が変わり、新しい情報を受け取れるようになっています。脳のトレーニングを続けることで、以前ならスルーしていた情報やチャンスが見えるようになっていくのです。
新しいものを入れ続けることが重要
地域密着型の仕事や教室運営をしている人は、特に「新しいものを入れ続けること」が大切です。
今いるお客様に対して、少しずつ新しい提案をしていく。新しいサービス、新しい商品、新しい学びを提供していくことで、お客様との関係は長く続いていきます。
たとえば、今のサービスにプラスして、新しい講座を追加する。新しい知識を提供する。時代に合わせた内容を入れていく。そうすることで、「いつも変化している人」という印象になります。
人は、変化し続ける人に魅力を感じるのです。
まずは一歩外へ飛び出してみる
最後にお伝えしたのは、「とにかく一歩飛び出してみること」の大切さです。
もちろん、飛び出した先では壁にもぶつかります。失敗もあります。ですが、それはすべて経験になります。何も行動しなければ、景色は変わりません。
ですが、一歩踏み出すことで、今まで見えていなかった世界が見え始めます。「これをやらなければ前へ進めない」――そのくらいの気持ちで挑戦してみることで、人は大きく変わり始めます。
ぜひ、「自分には何ができるだろう」「今あるものをどう活かせるだろう」という視点で、自分の可能性を見つめ直してみてください。
学んだことをアウトプットしよう