
ウクライナ戦争の終焉と、新たに狙われる「次の火種」――ロシア・アゼルバイジャン関係の緊迫化
■ ウクライナの敗北と「戦争屋」の次の一手
ロシア・ウクライナ戦争は、ウクライナの劣勢が明らかになってきたことで、欧州の“戦争ビジネス”勢力にとって危機的局面となっています。そこで注目されているのが、「プランB、プランC」としての新たな戦争の舞台です。
その候補地として急浮上しているのがアルメニアとアゼルバイジャン、そしてバルカン半島の一部地域です。
■ EUの「誘惑」に揺れるアルメニア
アルメニアは、EUからの480億ドル規模の経済支援という“エサ”を提示され、加盟の誘惑に揺れています。国民は物価高や電気代の高騰を懸念してEU加盟に慎重ですが、政府は方針を左右に揺らしながら模索中です。
これはまさに「戦争への序章」。ロシアの影響圏を削ぐため、欧州勢力が動いていると見る声も少なくありません。
■ ロシアとアゼルバイジャンの関係悪化
もともとロシアと親密だったアゼルバイジャンですが、最近の外交摩擦が顕著に現れています。その背景には次のような事案が挙げられます:
- ロシア側による旅客機の誤射事件(公式謝罪なし)
- アゼルバイジャンがロシア国営メディア「スプートニク」の許可を取り消し、記者をスパイ容疑で拘束
- ロシア国内でも、殺人事件に関連してアゼルバイジャン人50名が拘束され報復合戦の様相
これにより、両国関係は急速に冷え込み、“次の火種”としてのアゼルバイジャン情勢が浮上しているのです。
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