
「思考よりも感覚が行動を決める」本当の理由と、感覚を研ぎ澄ます実践法
行動を司るのは思考ではなく「感覚」
多くの人は「考え方を変えれば、行動も変わる」と思っています。ですが、実際には思考よりも深い層――つまり「感覚」によって行動は左右されています。
脳の構造でいうと、一番奥の脳幹・扁桃核が感覚を、その外側の大脳辺縁系が感情を、さらにその外側の薄い層・大脳新皮質が思考を司っています。
私たちが「やりたいのに動けない」と感じるのは、思考と感覚の不一致が原因です。つまり、「感覚(潜在意識)」の中にある不安や違和感が、行動を止めてしまっているのです。
人間の根源的な欲求と行動
行動が止まるとき、その背後には以下のような根源的欲求が影響していることがあります:
- 安心・安全でいたい
- 他者とつながっていたい
- 自分の価値を感じたい
- 成長したい
- 自由でいたい
この欲求と、顕在意識で考える行動が一致しない限り、人は行動に移せません。
こちらの記事はBOOST UP MEETINGに参加されている方用のフォローアップコンテンツです。