日本にチャンス到来？米国債市場の動揺と投資マネーの行方
米国債利回りが急騰、何が起きたのか？
2025年4月、米国10年債の利回りがわずか2日間で3.9%から4.5%にまで急騰しました。SNSでは「中国が米国債を売ったのでは？」「農林中金が動いた？」といった憶測が飛び交いましたが、実際にはより自然な資金移動が背景にありました。この動きが、日本にとって思わぬチャンスとなる可能性が出てきています。
なぜ「利回りの上昇」は「価格の下落」になるのか
一見、利回りが上がると「儲かる」と思われがちですが、債券市場では逆です。例えば、100ドルで年利3ドルの債券を保有していた場合、新たに年利4ドルの債券が発行されれば、旧債券の魅力は薄れます。そのため価格を下げないと売れなくなり、債券価格が下落するのです。つまり、利回り急騰＝価格暴落を意味します。
こちらの記事はBOOST UP MEETINGに参加されている方用のフォローアップコンテンツです。
