
国際情勢を見ていると今後の日本の方針、そして自分の行くべき道が見えやすくなります。
今回はヨーロッパでの自国第一主義を掲げたポーランド大統領とアメリカ第一主義を掲げるトランプ大統領の会見をまとめました。
日本でも「日本人ファースト」として賛政党が物議をかもしましたが、日本人ファーストではなく「日本ファースト」とすると話は違ったかもしれませんね。
今朝の要点(3行サマリー)
- ポーランドのカロル・ナブロツキ大統領は2025年8月6日に就任し、9月3日にホワイトハウスでトランプ大統領と会談しました。
- トランプ大統領はポーランド駐留米軍の維持(場合によっては増強)を示唆。ポーランドは防衛費を2026年にGDP比4.8%へ引き上げる計画です。
- ウクライナ戦争の犠牲拡大に不満を示し、停戦に向けた対話の再開に言及しました。
ポーランド新大統領の就任と異例の早期訪米
2025年6月の決選投票を制したカロル・ナブロツキ氏は、8月6日に大統領に就任。その約1か月後の9月3日、ホワイトハウスでトランプ大統領と首脳会談を行いました。就任直後の早期訪米は、米ポ関係の重視と、ウクライナ情勢が続く中での連携強化を示す動きです。
米軍プレゼンス:維持方針と「増強」示唆
会談でトランプ大統領は、ポーランドからの米軍撤収は想定していないと明言し、状況によっては増強もあり得ると示唆しました。NATO東側の最前線に位置するポーランドにとって、米軍の継続的駐留は抑止力の要です。
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