
世界を動かす戦略資源「レアアース」:中国の支配と日本の可能性
レアアースとは何か?
レアアースとは、スマートフォンや電気自動車、ミサイルといった最先端テクノロジーに欠かせない17種類の希少金属元素を指します。周期表では、レアメタルの中に分類されるピンク色の部分がそれに当たります。
これらは小さな部品の中に組み込まれていますが、現代社会のテクノロジーを成り立たせるために不可欠な存在です。
中国の独占と外交カード化
現在、世界のレアアース供給の約7割を中国が握っています。そしてこの供給体制を、いわば「外交カード」として活用しているのが問題です。
本来こういった重要物資を政治的圧力の手段にすることは、国際社会の常識から外れる行為ですが、中国はその常識を意図的に打ち破り、戦略的に活用しています。
トランプ大統領の先見性と警告
この中国の動きを見越して、2017年にトランプ大統領は大統領令を発令し、「中国依存から脱却せよ」と警告を出していました。
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