
佐賀へのオスプレイ配備と米軍機の低空飛行――日本の空は誰のもの?
佐賀県へのオスプレイ配備が意味すること
日本国内の防衛に関して、最近また注目されているのが「オスプレイの佐賀配備」のニュースです。防衛省は、安全性に問題はないと説明していますが、果たしてそれは本当でしょうか?
オスプレイは開発初期に多数の重大事故を起こした経緯があり、実戦配備後の事故率は平均的とされています。しかし、これは数字だけで安心できる話ではありません。
実際、佐賀の中途ん地に隣接する地域の住民は、騒音・危険性・生活への影響に不安を抱いています。それでも一部のネット上では、「田畑に囲まれた場所なのだから問題ない」「地域活性化になる」という意見が多数支持されている現実もあります。
島根県でF-35ステルス戦闘機が低空飛行
さらに5月8日、島根県邑南町では米軍のステルス戦闘機F-35が轟音を立てて低空飛行していた様子が学生によって撮影され、話題になりました。しかも、この上空は「米軍の訓練空域」とされているのです。
ここで私たちが注目しなければならないのは、「日本の空を外国の軍用機が自由に飛び回っている」という現実です。
私自身、最近広島市内の上空でもヘリの音を頻繁に耳にするようになりました。私たちは「米軍基地があるから仕方ない」と、この異常を“正常”だと錯覚し始めているのではないでしょうか。
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