
赤ちゃんの脳からわかる!思考・行動パターンの正体
今回は「自己一致・自己不一致とは何か?」というテーマに入る前に、そもそも私たち人間の思考パターンや行動パターンがどうやってつくられるのか、脳の仕組みを元に解説していきます。
潜在意識のみで生まれてくる赤ちゃん
赤ちゃんは、感覚のみの世界を生きていて、思考や感情はまだ未発達です。脳の構造で言うと、外側の「思考(大脳新皮質)」はまだ使われず、奥にある「感覚(脳幹)」だけが働いている状態です。
そして赤ちゃんは、周囲の環境・人の言葉・反応・感情などをすべて吸収します。まるで“脳が開いている状態”で、外からの情報がそのまま潜在意識にダイレクトに入ってくるイメージです。
言語も思考も、自動的に組み立てていく
たとえばトライリンガルの家庭では、赤ちゃんは「これは英語」「これは日本語」と自然に言語の整理をしていきます。私たち大人が想像する以上に、赤ちゃんの脳は驚異的な力を持っていて、見せられた事実をもとに、自分でルールを作って整理していきます。
こちらの記事はBOOST UP MEETINGに参加されている方用のフォローアップコンテンツです。