【BOOST UP WORLD】国際情勢から見る「力と正義」ー4/4

沿って | 2025年4月4日

─ネタニヤフ首相への逮捕状とその背景

今朝は、国際社会の動きと私たちの日常にどう関わっているのかを考えるお話をしました。
過激な白人至上主義や一神教の人たちには、自分たち以外の人は「人間の皮をかぶった動物」とみなし、「だから殺しても良い」という価値観が根底にあると指摘されています。
世界にはそういう人もいるということを私たち日本人は学ぶ必要があると思います。

イスラエルのネタニヤフ首相に逮捕状?

最近のニュースをチェックしていて「ネタニヤフ首相に逮捕命令が出ている」と目にしました。ですが、実際にはこれは最新のものではありませんでした。

逮捕命令を出したのは「国際刑事裁判所(ICC)」です。ICCはローマ規定に基づいて設立された組織で、加盟国は世界で124カ国あります。これらの国にネタニヤフ氏が入国した場合、その国には逮捕の義務があるということでした。

罪状は「戦争犯罪と人道に対する罪」

具体的には、ガザ地区の民間人への攻撃や、水・食料・医薬品・燃料の供給を止め、飢餓を「戦争の武器」として利用したという容疑がかけられています。

なぜ何も変化がないのか?

世界から批判の目が集中している状態なのに、なぜ変化がないのでしょうか。
これは私個人の考えなのですが、ガザで起きていることよりも、経済を優先させてイスラエルとの関係を強化しようとする国があるということだろうと思います。
またアラブ諸国間でも関係が悪化している国々があり、イスラエルの助けを借りて核開発をしようとする動きがあるので、一致した行動ができないということもあるだろうと思います。

またアメリカがICCの加盟国ではないという点も影響します。
イスラエルに輸入される武器の70%はアメリカからのものであり、バイデン政権下でのアメリカの影響力が強く関係していたのではないかと思います。

一部の国(カナダ・スペイン・イタリアなど)はイスラエルへの武器輸出を停止しましたが、日本やベルギーは1998年以降は主要武器を輸出していないものの、部品供給などの形で間接的な関与はあるとされています。

第六次ネタニヤフ政権の現状

現在のネタニヤフ政権は「シオニスト(ユダヤ民族至上主義)」によって構成され、非常に過激な政策をとっています。ガザやヨルダン川西岸での軍事行動は激化しています。
これには過激な白人至上主義や過激な一神教の根底にある価値観が影響しています。


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