【BOOST UP MEETING】信念①ー3/5

沿って | 2026年3月9日

人生のハンドルを握っているのは誰か

私たちは普段、自分の意思で人生をコントロールしていると思っています。 しかし実際には、人間の行動の約97%は無意識によって支配されていると言われています。

私たちが意識的に行っている思考や判断は、全体のわずか3%程度にすぎません。

つまり、意識は単なる乗客であり、実際に運転席に座っているのは「無意識のパターン」です。 私たちは、その無意識の設計図に沿って行動しているのです。

そして、その無意識の選択の約80%は、親からの影響によって作られていると言われています。

潜在意識の設計図は幼少期に作られる

潜在意識は、ランダムな思考の集まりではありません。 幼少期、特に5歳くらいまでの経験によって、非常に緻密な設計図が作られます。

その設計図に基づいて、私たちは物事の受け取り方や行動パターンを作っていきます。

例えば

  • 朝にコーヒーを飲むのか紅茶を飲むのか
  • 人から言われた言葉をどう受け取るのか
  • 人間関係でどんな反応をするのか

こうした日常の選択の多くは、自分で決めているように見えて、実は幼少期に作られた無意識の設計図によって自動的に行われているのです。

赤ちゃんの脳は驚異的な学習能力を持っている

赤ちゃんには、大人のような顕在意識の「蓋」がありません。 そのため、周囲で起こる出来事や言葉が、そのまま潜在意識に入っていきます。

赤ちゃんは、人が話している言葉を聞きながら、状況を観察し、頭の中で自動的にルールを作ります。

例えば言語です。

私たちは母語を身につけるとき、単語帳を覚えたり文法を勉強したりはしていません。 周囲の人の会話を聞き、状況を観察するだけで、言語のルールを自動的に構築していきます。

もし家庭内で複数の言語が使われていれば、

  • これは英語
  • これは日本語
  • これは中国語

というように自然にグルーピングし、それぞれのルールを理解していきます。

この能力は言語だけではありません。 算数の感覚も、具体的な物を見ながら自然にルール化していきます。

つまり赤ちゃんの脳は、まるでスーパーコンピューターのように、周囲の情報から人生のルールを作っていくのです。

親の行動はそのまま子どもの人生のルールになる

子どもは親の行動を観察し、それを人生のルールとして学習します。

例えば

  • 親がお金のことでよく喧嘩している
  • 夫婦関係が不安定
  • 人に対する態度や話し方

こうしたものを子どもはすべて観察し、無意識の中でルール化していきます。

また、言葉の使い方もそのままコピーされます。 子どもが使う言葉をよく観察すると、親と同じ言葉を使っていることが多いものです。

それだけ、親の影響は大きいのです。

そしてこれは、私たち自身にも同じことが言えます。 今の自分の思考や行動の多くは、幼い頃の環境の影響を受けています。

信念を作る「七つの柱」

私たちの信念や価値観は、主に次の要素から作られます。

  • 親の影響
  • 文化
  • 宗教観
  • 地域性
  • マスコミやSNS
  • 親しい人間関係
  • 過去の経験

例えば日本では「人に迷惑をかけてはいけない」という価値観が非常に強くあります。 これは文化や宗教観の影響です。

災害のときでも日本人が整然と列を作るのは、この価値観が深く根付いているからです。

また最近では、テレビやYouTubeなどのメディアも信念形成に強い影響を与えています。

脳は省エネ主義である

脳は非常に省エネを好みます。 一度作られた神経回路を繰り返し使う傾向があります。

そのため、過去の経験から作られたパターンを、何度も繰り返してしまいます。

例えば

  • 同じような人間関係のトラブルを繰り返す
  • 同じタイプのパートナーを選んでしまう
  • 似たような失敗を何度も繰り返す

こうしたことが起きるのは、脳内の神経回路がそのパターンを強化してしまうからです。

経験を繰り返すほど、その回路は太くなり、ますます同じ行動を選びやすくなります。

実践ワーク:人生のパターンを分析する

ここで一つワークを行います。

自分の日常を「自分の選択」としてではなく、 「脳に組み込まれた症状」として客観的に観察してみてください。

まず、人生で繰り返しているパターンを書き出します。

  • 成功のパターン
  • 失敗のパターン

例えば

  • 同じような人間関係のトラブル
  • 浪費や借金のパターン
  • 特定の場面でうまくいく成功パターン

このように、繰り返している行動のループを書き出します。

次に、そのパターンがどこから来ているのかを考えてみます。

先ほどの「七つの柱」のどこに由来しているのかを分析します。

  • 親の影響なのか
  • 地域の文化なのか
  • 過去の経験なのか
  • メディアの影響なのか

これを特定していくことで、自分の無意識のパターンが見えてきます。

そしてもう一つ大切なのが、 24時間続いている「自己内対話」を観察することです。

自分が自分にどんな言葉をかけているのか。 その思考が、自己イメージを作っています。

まずは、自分の人生のパターンに気づくこと。 それが、人生を変える第一歩になります。

 

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