行動パターンはどのように作られるのか
人は毎日、さまざまな行動をしていますが、その多くは無意識のパターンによって動いています。
「どうして自分はいつも同じような行動をしてしまうのだろう」
「なぜ同じような失敗を繰り返してしまうのだろう」
このように感じたことがある方も多いのではないでしょうか。
実は、私たちの行動の多くは、過去の経験の積み重ねによって作られています。
潜在意識の中に蓄積される経験
人は生まれてからこれまでの人生の中で、さまざまな体験をしてきています。
嬉しかったこと
悲しかったこと
褒められたこと
叱られたこと
これらすべての体験が、潜在意識の中に記録されています。
潜在意識は、その体験を大きく二つに分けて保存しています。
- 快
- 不快
人は本能的に「快」を求め、「不快」を避けようとします。
そのため、潜在意識に蓄積された記録が、行動の選択に大きな影響を与えているのです。
快と不快が行動を決めている
例えば、過去に人前で発言して恥ずかしい思いをした経験があるとします。
すると潜在意識の中では
「人前で話す = 不快」
という記録が作られます。
そうすると、その後の人生の中で
人前で話す機会を避けようとする行動が生まれます。
逆に、人前で話して褒められた経験があると
「人前で話す = 快」
という記録ができるので、積極的に人前に出るようになります。
潜在意識はとても高速で働く
潜在意識は顕在意識よりもはるかに速く働きます。
私たちは「考えて判断している」と思っていますが、実際には
潜在意識が先に反応し
そのあとで思考が理由を作る
という順番になっています。
つまり、私たちの行動の多くは、意識的な思考ではなく、潜在意識の中の記録によって決まっているのです。
潜在意識のお掃除が必要な理由
ここで重要になるのが、潜在意識の中にある「不快」の記録です。
過去の体験によって作られた不快の記録が多いと
- 挑戦を避ける
- 人との関わりを避ける
- 新しいことを始められない
というような行動につながってしまいます。
ですから、私たちはときどき潜在意識のお掃除をしていくことが大切になります。
行動パターンを観察してみよう
まず最初に大切なのは、自分の行動パターンに気づくことです。
例えば次のようなことを振り返ってみてください。
- いつも後回しにしてしまうこと
- なぜか苦手に感じていること
- つい避けてしまう場面
それらの行動の背景には、必ず過去の体験があります。
今日のセルフコーチング
今日のセルフコーチングです。
次の二つのことを考えてみてください。
- 自分が繰り返している行動パターンは何か
- そのパターンは、どんな体験から生まれたのか
自分の行動の背景を理解していくことで、潜在意識の働きが少しずつ見えてきます。
そして、その理解こそが、これからの行動を良い方向へ変えていく第一歩になります。
学んだことをアウトプットしよう!