
冷静さと感情のバランス
「冷静な人であることは良いこと」という社会の風潮は、一見立派に思えますが、実は自己肯定感を削る危うさを含んでいます。冷静さと感情の抑圧を混同してしまう人が多く、特に日本人は「感情を出すことは未熟だ」という刷り込みを受けやすい傾向にあります。
しかし本来の冷静さとは、感情を否定するのではなく、自分の感情を認識し、それを選択できる状態を指します。
感情を抑え込むことの弊害
感情を抑え続けると、自分の本音がわからなくなり、人間関係が表面的になったり、パニックや無気力感を招くことがあります。また頭痛や胃腸不良など、身体的な不調にもつながります。
脳の構造から見ても、感情は体調に直結する部分に影響します。感情を押し殺すことは、体に大きな負担を与えるのです。
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